作品名 | 性別「モナリザ」の君へ。 |
作者名 | 吉村旋 |
連載アプリ | ガンガンONLINE |
最新話30-1話「連絡」を読んだのでネタバレや感想をご紹介します。
漫画「性別「モナリザ」の君へ。」
最新話30-1話のあらすじネタバレ
有馬ひなせに対して余命を告知するか医療関係者が集まり会議をしている所から始まります。
生きていてこそだからホルモン投与をした方がいいという意見や強制的に変えてその後に自分の性別にしっくり来なかったら、その時の責任は、など会議は纏まりそうにありません、そしてひなせの担当医にも話が振られました。
告知には賛成したものの今後の方針について何か言いたそうな担当医。
もう決められた事なので他の医師には告知に対して同意か否かだけを答えるように求められました。
担当医は告知にだけは賛成しました。
他の関係者達も概ね同意したので、ひなせは告知治療を受ける事になりそうなところで会議は終了します。
担当医は何かを考えている様です。
場面は変わり、学校でりつはひなせに振られたことを友人に言いました。
じゃあひなせはしおりと付き合うのか?と言われて二人とも好きだから選べないと二人とも振られた事を伝えました。
テニスに集中できなかったりつはそろそろ切り替えて大会でいい成績を納めたい様子。
りつの友人が友人の一人であるごっちんの恋の結果はどうだったのか聞くと、ごっちんは笑顔にダブルピースをして上手くいった様です。
相談に乗ってくれた方へのお礼の連絡を入れます。
その頃、ひなせは色々と相談に乗ってくれた白銀にお礼を述べていました。
そこへしおりがやって来て、どうせなら3人でご飯食べに行こうという事に、そんな時に白銀の携帯に通知が来きます。
通知を見た白銀は都合が悪くなったので、一人帰ることに、白銀は下駄箱で靴を強めに床に叩きつけました。
携帯の画面を見たまま眉をしかめつつもおめでとうと指先が送ります。
その通知は恋の相談に乗っていた五色(ごっちん)からのお礼メッセージでした。
漫画「性別「モナリザ」の君へ。」
最新話30-1話の感想・考察
冒頭の医療関係者達の会議は、とてもリアルだなと思いました。
現実でも病気の余命告知の会議ってあるのかもですね。
ホルモン治療などは考え付かなかったけど、性別が変わらずしんでしまうぐらいなら、どちらかのホルモンを投与して生きた方がいいのか、どちらにもならず寿命の限り生きるのかの選択が辛いところです。
白銀くんは、確か黒川くんのことが好きで、ごっちん(五色)さんは、昔黒川くん事を背が低いと言う理由で振っています。
そのごっちんさんの恋愛相談を乗っていたのですから複雑な心境だと思います。
白銀くんは自分の気持ちを押し殺して、色々の方の相談に乗って五色さんやひなせを救ってきたのですから、白銀くんもしあわせになって欲しいと思うところです。