漫画『性別「モナリザ」の君へ。』29-2話｜最新話ネタバレと感想

自分のちゃんと気持ちがわかるまで二人の告白を断り、まずはどっちの性別になりたいのかを自分で決めてから、二人に気持ちを伝えたい事を述べました。

わがままかもしれないけど、ひなせは正直な返事を二人に伝えたかったのです。

私たちは一度フラれたのか…と戸惑う二人。

しかしひなせに気持ちを伝えたのも、私たちのわがままだったかと受け入れる様子です。

そんな二人の様子を伺いつつ、ひなせは二人に一生のお願いがあるといいます。

毎年のやっていた花火がやっぱり3人でやりたいとの事。花火を楽しむ3人、りつは華やかな浴衣を着ています。

しおりに浴衣をどうか聞きますが、しおりの反応は微妙なようです。

りつは褒められなかった事に不服なようで、持っていた花火をしおりに近づけ、しおりは熱い！と大騒ぎします。

そんな二人を見てひなせは、やっと前に進めそうだと言います。

性別がどっちになっても、二人がいるところだからと、ひなせが一歩進めたにも関わらず、しおりは浮かない顔をしています。

そうだなと返事をした後、ひなせがなりたい姿になるのが一番と言いました。

線香花火がぽとり落ちます。

場面は変わり、ひなせの担当医が同僚と話しています。

ひなせの事はどうだったか聞かれますが、概ね進行表通り、次の健診にてひなせへ余命の可能性を伝えると担当医は言いました。

幼馴染みの二人を大事に思いつつも、そういう恋愛的な感情はなく2人から突然告白をされ男にする。女にすると性別を押し付けられました。

悩むひなせに二人も自分の好ましい性別を押し付けていたと反省して、ひなせのなりたい姿になって欲しいとしおりは言います。

ひなせがやっと前に進めそうなのですが。性別がないまま18歳でこの世界で生きているのは、ひなせただ一人になってしまいました。

担当医が言う余命という事は、今後長く生きれない可能性もある事で、私の考察では、ひなせはこのまま性別が変わらず短命で亡くなるのではないかと思います。

性別が変わったとしても、りつと付き合う様に見せかけて、やはり3人で付き合うという終わり方をするのではないかと思います。