作品名 | 性別「モナリザ」の君へ。 |
作者名 | 吉村旋 |
連載アプリ | ガンガンONLINE |
最新話30-2話「連絡」を読んだのでネタバレや感想をご紹介します。
漫画「性別「モナリザ」の君へ。」
最新話30-2話のあらすじネタバレ
あのメッセージの後、塾にて白銀は頭を抱えつつ元気がなさそうに授業を受けていいます。
それを見ていたしおりは体調悪くないのか心配します。
実はお昼ごはんを食べ損ねた上に、ノートもちゃんと書けていなかったのでマックで写させて貰うことに、白銀はノートを写しながら、ひなせと上手くいきそうで良かったと言います。
しおりは少し困った表情で、ハンバーガーを頬張りつつ昼間言ってた噂を理解しました。
どこまで知っているのか聞くと、仲直り出来たと聞いただけとの事。
しおりは自分達と付き合う事の前にまず自分の性別がどっちになりたいのかが先で付き合うのはそれからといい、白銀も性別が決まってからの方が決断しやすいと述べました。
もしもひなせが男になって自分に告白した時、無理だと思ったら振ってもいいといっていたので、どっちでも好きでいないといけない不安を見透かされていたみたいだとしおりは言います。
白銀は男だったら恋愛対象にならないのは仕方ない事で、人の好みは変えられないと述べました。
しおりはひなせに告白するまで性別について考えた事がなかったので、よく考えている白銀の事をすごいと思います。
白銀の携帯に通知が来ますが、その通知は五色からの黒川と付き合えたお礼のメッセージでした。
何か悟った様な表情に、しおりは失恋でもしたのかと聞きます。
白銀が半分は本当で五色さんみたいないい子がちあき(黒川)の彼女なのに複雑で、全然連絡もしてこないのにも腹が立つというと、しおりは同意をしました。そう話している間にノートが全て写せたのでお礼をいって、帰り道、白銀は今日の事はちあき(黒川)には内緒にして欲しいと述べました。
しおりはそれに返事をして、自分とは白銀と帰る方向が反対なので別れて帰ります。
前にもこんな話をしたけれど、改めて白銀はよく考えていると思い自分ももっとよく考えないとなと思うしおり。
帰りつつイヤフォンを耳につけていると、今日、白銀が言っていた事が脳内に流れ出し、しおりは一つの事に気づいてしまいました。
急いで踏切を通っている白銀を呼び止めると、しおりは何かを言っていますが鳴り響く踏切の音でかき消されて上手く聞こえません。
漫画「性別「モナリザ」の君へ。」
最新話30-2話の感想・考察
読者側としては、白銀くんが黒川くんのことが好きと言うのが分かっているので叫びそうになります。
人の好みは変えられないと言っていた場面での白銀くんの悟った表情から、今までの色々な経験や考える事があったんだなと思わされます。
しおりは白銀くんのちょっとした表情の変化によく気がつきますし、白銀くんはしおりの悩みに真摯に答えますし、お互いにとても良い関係なのだと思います。
白銀くんの言葉の真意を気づいてしまったしおりは、黒川くんのことが好きな事に気づいてしまいました。
気になるのは分かりますが、それを聞いてどうするのかと言うところです。
ずっと頼られる側の白銀くんがしおりに気持ちがバレることで、今まで言えなかった悩みが言える様になるのであれば良いことだと思いますが、まだまだ一悶着がありそうですし、そもそも踏切で話しているので、まずそこからが不穏と言う事を示唆していると思います。