作品名 | 地獄楽 |
作者名 | 賀来ゆうじ |
連載アプリ | 少年ジャンプ+ |
最新話120話を読んだのでネタバレや感想をご紹介します。
漫画「地獄楽」
最新話120話のあらすじネタバレ
天仙との戦いを想定する十禾は、どの手を使っても勝てないと悟ります。
どの攻撃も悪し・・・自分にはできることなど無いと小舟に残ったのでした。
そして諦めたように、骨組みが残る船に向かって杯を傾けます。
「人類の終焉に乾杯!」
船上では、花化してしまった画眉丸と蓮(リエン)が相対していました。
”上質な人間は上質な丹になる”
蓮はそう言って画眉丸に止めは刺さず、負傷した殊現・戦意を喪失している佐切、そして倭国の人間とともに生きたまま丹にすることにしました。
一方で、佐切は自分の無力さを嘆いていました。
殊現からも十禾のいる船へ戻るように言われてしまいます。
今の佐切は戦えない・・・迷いがある、信念を失っていると。
殊現は人ではなくなった今でも、侍として迷いはないと自らを奮い立たせます。。
佐切は浅ェ門として段位を得た時の殊現の言葉を思い出し、殊現に迷いのない者などいるのか?と問います。
そして、自分やこれまで出会った皆の迷いと足掻く姿を見て、迷いを捨てることはできない、捨て去る気もないという思いを口にします。
ゆっくりと立ち上がる佐切。
殊現の言葉で闘志が戻ったようでした。
そして、画眉丸との作戦を実行に移そうと動き出しました。
漫画「地獄楽」
最新話120話の感想・考察
百十九話の最後で花化してしまった画眉丸。
今回の復活は叶いませんでしたが、その間に佐切の準備が整ったようです。
メイや罪人たち、浅ェ門それぞれの足掻きと最後を見てきた佐切です。
どこまでも歯切れ悪く・・・というセリフが何とも佐切らしいです。
氣が小さすぎて蓮が感知できなかったと言っていましたが、覚悟を決めた佐切からは独特の氣が流れているようです。
蓮が画眉丸に止めを刺さないシーンは、ホッとしたと同時に死んでしまっては話が続かないからな・・・と思ってしまいました(笑)
蓮の詰めの甘さが今後どのような影響を及ぼすのか楽しみです。
無駄な戦いを避けてきた十禾が本気で戦う展開も、今後期待したいですね!