作品名 | ある日、お姫様になってしまった件について |
作者名 | Spoon、Plutus |
連載アプリ | LINEマンガ |
最新話62話を読んだのでネタバレや感想をご紹介します。
目次
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」
最新話62話のあらすじネタバレ
思いがけず皇帝との面会を許可されたジェニットでしたが、沈黙の中、ジェニットの緊張とは反対に皇帝は面会中に眠りについてしまいます。
ジェニットは気を使って、その場を後にしますが、ジェニットが退室して間もなく、皇帝はズキズキとした頭の痛みで目を覚まします。
ジェニットといることでおそらく、頭痛が和らぎ、眠りにつけていたのですが、退室したことによって頭痛が再発したのでしょう。
そして後日、再び皇帝よりジェニットへ面会の命令が下りました。
なぜ、また面会に呼ばれたのかジェニットは不思議に思いましたが、それでも父親だと思っている皇帝からの呼び出しに、幸せを隠し切れずにいました。
黒髪の紳士からの「何かいいことでもあったのか?」の質問にも幸せいっぱいに、皇帝とまた面会ができるようになった事を教えました。
ジェニットの本当の父親である黒髪の紳士は、幸せそうにしているジェニットに複雑な様子で「誰に似たんだ?」と呟きます。
そんな中、いまだに行方不明になったアタナシア王女を捜索しているイゼキエルは、黒髪の紳士に疑念を抱くようになります。
デビュタント以降、突然現れ、彼が現れてから父親の様子もどこか焦っているように変わり、突然アタナシア姫の魔力も暴走し、皇帝も体調を崩された・・・。これは果たして偶然なのか?
一方で、アタナシア姫様が消えた王宮で縫物をしているリリーのもとへ、久方ぶりにアタナシア姫様が窓から現れました。
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」
最新話62話の感想・考察
アタナシアにとっては悪者とされてきたジェニットだったが、本当に素直に、離れて暮らしていた父親と会える幸せを感じており、その姿は可愛らしの一言でした。
これまで読者としてはアタナシアファンが圧倒的に多数でしたが、今作でジェニットファンはかなり増えたと思います。
個人的に今作の見どころは、幸せいっぱいのジェニットと本当の父親である黒髪の紳士との接触部分だと思います。
彼が何を企んでいるのか、深層心理は明らかにされておりませんが、自分ではない父親に思いを寄せ、「幸せ」と言っているジェニットに複雑な様子でした。
少なからず、ジェニットを娘と思い、愛情を持っているのではないか、と考えてしまう場面で、読んでいてどことなく切なく感じられます。
そしてイゼキエルは、この一連の事件の黒幕にあと少しで気づきそうです。
これから明らかにしていき、早く皇帝がアタナシア姫の記憶を取り戻すことを願ってやみません。