漫画「火の鳥」の結末｜最終回ネタバレと感想・考察

未来や過去を行ったり来たりしながら、どこの時代でも「年を取らないこと」「永遠の若さを求めていること」をテーマに最終回まで進みます。

最終回で狼の頭を被せられた男が狼(佝)族に受け入れられ、新たな人生を開始しました。

命は人間であっても、狼であっても、同じ命であることを伝えて、尊ぶことの重要性を訴える最終回です。

狼は人間にとって家畜、つまり畜生の存在であることを醸しつつ、狼族(佝族)は神様であることから、命は位の高い低いもなく、同じ価値があることを様々な視点から、感じさせてくれるストーリーでした。

狼の頭を被せられた男は、未来を行き来し、そこでも人の命を奪い、守るシーンがあります。

火の鳥を追い求めるストーリーで、実際に鳥を確保することよりも、どのような世の中であろうと、命を大事にするように訴え続ける最終回でした。