作品名 | 性別「モナリザ」の君へ。 |
作者名 | 吉村旋 |
連載アプリ | ガンガンONLINE |
最新話31-1話「こたえあわせ」を読んだのでネタバレや感想をご紹介します。
漫画「性別「モナリザ」の君へ。」
最新話31-1話のあらすじネタバレ
しおりが何かを言っていましたが響く踏み切りの音で白銀は聞こえませんでした。
しおりが電車が来るから一旦戻ろうといいかけた所、白銀が電車が来るなと言います。
その瞳は暗く光が入っていません。過ぎていく電車、踏み切りの外に座り込んだ二人。
ギリギリの所をしおりが引っ張り二人して転けたようです。
白銀は昔、ちあきと度胸試しとしてどちらが長い間踏み切りの中に入れるかと言うのをやって怒られた事を言いました。
白銀はスッと拳を上にあげ、軽くしおりを殴りました。
びっくりするしおりを前に、違ったら殴っていいと言ったからといい。
しおりは聞こえてるじゃんと大声を出しました。
しおりは、もしそうだったら心ない事を言っていたんじゃないか、さっきもバレたから電車に轢かれるんじゃないかとう言います。
白銀は、そんなしおりに心配性だといい、死ぬにしてもこんな人に迷惑をかける死に方はしないしぐちゃぐちゃも嫌だといいます。
迷惑かけなきゃ死ぬみたいに聞こえるとしおりはまた大声を出しました。
改まって、白銀は言い出します。
どこまでが友情でどこまでが愛情なのかと、連絡して来なくなってムカつくというのも、彼女にのろけやがっては友情っぽいが、なんで急にほっとかれるんだと思ってイライラしたら嫉妬なのか、どこまでが間違っててヤバい奴で、どこまでが普通のやつなのかと、それに対してしおりは、ひなせに自分の好きとひなせの好きは違うと言ったことがあり、男として好きと友達として好きと言うのは違うと思っていました。
しかし最近は違う気がしている。友達と恋愛の好きを完全に分けている人もいれば、延長線上にある人もいて、その延長線上も人によって違うし、りつが手を繋ぎたかったり気になったりしたら好きと言っていたが、それなら自分もりつ大丈夫かなぐらいは考える。でも白銀どうしてるかなとはならないから、そこには差があるし、手を繋ぎたいまでいったらそれはそうと自分は思うが、それも人による。結局他の人がどうか思うかは人による。何が間違っていて何が正解とかないんだとしおりは綴りました。
漫画「性別「モナリザ」の君へ。」
最新話31-1話の感想・考察
二人とも轢かれてしまうんじゃないかと思いましたがしおりのお陰でなんとか助かって良かったです。
白銀くんが暗い顔をしているのは、とても分かります。
同性愛者と言うのがバレてしまったかもしれないのが、親友と言っても良いしおりなのですから、現実世界とは違う世界ですが、この世界では性別を選べるからこそ、男女でくっつくべきという考えが強くありそうに思いました。
loveとlikeを分けてなくて、延長線上であれば、どこから友情でどこからが愛情なのかというのは中々に人によるので本当に難しいお話だと思います。
友人同士で腕を組んだり、手を繋いだりするという人もいますし、恋人同士で手を繋がないという人もいます。
しおりが言う通り、何が間違っていて何が正解とかはないのだと思いました。