漫画「ONE PIECE」1059話"コビー大佐の一件"｜最新話ネタバレと感想

場面は赤髪海賊団の船。新世界”白ひげ”の故郷スフィンクス付近。

元白ひげ海賊団のマルコを送り届けている様子。シャンクスに勧誘をされるも「大海賊の子守りはもうコリゴリだよい」と断るマルコ。

場面が変わり、ルフィ一行がワノ国出航前。ヤマトがワノ国に残ることをルフィに伝わる。不満そうなルフィであったが、「森男の件」、更には森男を止めた凄まじい覇気のこと、カイドウはいなくなったものの、今度はそのような奴らがワノ国を狙ってくることから、放っておけないと残留を決意。

更に場面は変わり、元王下七武海のハンコックの本拠地である九蛇の島。

王下七武海制度撤廃により、海軍の攻撃に遭っていた。海軍本部中将ヤマカジとコビー・ヘルメッポにより、ハンコクの拘束を目的に攻撃を仕掛けていた。

更にハンコックの能力を奪いに、黒ひげ海賊団も襲来。海軍を蹴散らしながらハンコックを捉えようとする黒髭だったが、海軍側の謎の兵器に攻勢されてしまう。

謎の兵器を見て驚愕の表情を浮かべる黒ひげ。「ウソだろ……白い髪…褐色の肌……！黒い翼！？」

黒ひげに襲い掛かる謎の子供。その肩には「PX」の文字が。

黒ひげのヤミヤミの力、ハンコックのメロメロの力が応酬するも、ハンコックはヤミヤミの力に為す術なく捉えられてしまう。

ここで二人の懸賞金が明らかになる。

元王下七武海”海賊女帝”ボア・ハンコック　懸賞金16億5900万ベリー

四皇”黒ひげ” 懸賞金39億9600万ベリー

ハンコックが殺されそうになる瞬間、まさかの助太刀。

相手は何と海賊王の右腕”冥王”シルバーズ・レイリー

「おい”白ひげ”の見習い小僧！大人げないが私はお前が嫌いでね」

レイリーの立ち合いの元、海軍・九蛇・黒ひげの戦いは終結した。

「進歩は誰かを困らせる……。ペガバンクの海楼石パドルシップのせいで、カームベルトも安全じゃなくなったわね」

そう言うのは、シャボンティ諸島で酒場の店主をやっていたシャッキー。その正体は何と、先々代アマゾンリリー皇帝であり、元九蛇海賊団船長であるシャクヤクであった。

あの場を収めたレイリーであっても、一応は助けられたが今の黒ひげには正面からは勝てないと発言。

黒ひげ海賊団を蹴散らした謎の子供がどうやら新兵器であり、王下七武海に成り替わる存在らしい。

山を真っ二つにする剣技の子供、ハンコックの幼少時にそっくりの子供の２体がいたが、最後までかすり傷ひとつつけられなかった様子。

そして、場面が更に変わり、「ロッキーポート事件」の英雄であるコビーが拉致され、静止不明である新聞記事。衝撃の情報が続く中、終了。

今週も衝撃の情報が相次ぎました。

黒ひげ・ハンコックの懸賞金、海軍の謎の新兵器、シャッキーの正体、コビー拉致など凄まじい情報量です。

まず、黒ひげについては懸賞金が39億円となっておりルフィより高い金額となっていました。ルフィが超えたと思いきややはりラスボス候補ですね。

そして気になるのは海軍の新兵器です。これはおそらく以前より言及されていた”SSG”で間違い無いでしょう。

黒ひげが驚いていた「白い髪…褐色の肌……！黒い翼！」というのも重要なポイントです。この特徴は、カイドウの部下であるキングの特徴そのものです。

その正体は、海軍に報告するだけで１億もらえるという既に絶滅したはずのルナーリア族。キング同様、一切攻撃が効かない特徴に加え、ハンコックそっくりの風貌。謎が更に深まります。

また、山を真っ二つにしたもう一人の子供は、もしかするとミホークの子供時代にそっくりという可能性もありえますね。

そして、最後のシーンはまさかのコビー拉致！九蛇島では健在でしたが一体どこのシーンで拉致されたのでしょうか。

最終章に入ってから怒涛の展開が続くワンピース。来週も目が離せませんね！