漫画「おいしいコーヒーのいれ方」33話｜最新話ネタバレと感想

台風が過ぎた海辺に勝利とかれんはいつもの外房線に乗って、旅行に来ました。

普通の遊泳出来る方の海辺には沢山人が訪れているので敢えて人の少ない方に来て、波打ち際を歩いています。

かれんにおばあちゃんにも会いに行けて良かったと勝利は伝えます。

マスターの事も話してあげたかったけど、おばあちゃんの記憶は小さい頃のままで止まってるので仕方ないねと少し寂しそうな顔をするかれんです。

そんなかれんに勝利は自分もおばあちゃんにかれんを一生大切にすると約束したかったとかれんに気持ちを伝えます。

しかしいつもよりもかれんの反応が薄い事に戸惑ってしまいます。

反応が2、3日薄いだけだったので遊びには出かけられたのですが、かれんに何を訊いても何処が変なの？と逆に訊かれる始末なので歯痒い気持ちになる勝利です。

かれんの様子がイマイチになったのは、先日星野と2人で話をしてきてからだと勝利は考えます。

星野の気持ちも気付いていた上で色々な事があったので尚更かれんに気をかけていても気丈に振る舞おうとするかれんを逆に傷つけているのではないか、などと考え込む勝利に、かれんはせっかくだから泳ごうと誘います。

かれんがいつもの2人に戻したいと思って誘ったと思った勝利。

海に入って楽しみつつも、かれんに海で溺れるなと注意し、でも溺れたら助けてやると話す勝利でしたが突然大きな波が2人を襲います。

波に晒されて一瞬溺れそうになり勝利は咄嗟に顔を海から出しますが、かれんの姿がどこにも見当たらないのでした。

ぎくしゃくしたまま遊びに来た2人でしたが、なんでぎくしゃくしたのかが今回も理由が分からずに話が進んでいくのでとても気になります。

勝利の気持ちの伝え方が一々若いのでまさに年下の彼氏を表しているなと感じます。

そんな勝利をかれんは何もない様に振る舞うのが余計に寂しく感じてきました。

いつもはふててしまったり怒ったりするのかなと思いましたがそんなシーンもないので今後の2人の関係が壊れてしまうのではないかと心配しながら読み進めると、海で助けてやると勝利に言われた時、一瞬かれんの気持ちがいつもの本心の様なシーンが書かれていてホッとしました。

しかしその後のシーンで大きな波によって2人がバラバラになってしまうのが2人の関係に対しても表しているのかと感じ、余計に今後の展開が気になる終わり方でした。