ストーリー
釣りキチ三平
最終回のあらすじ・結末
サケマス漁船での事故により記憶喪失になり行方不明となった父親の代わりに三平を育ててくれた一平じいちゃん(和竿作り師)が作業中に亡くなってしまいます。
途方に暮れる三平、かつて釣りを通じて勝負をして以来三平が肉親以上に慕う魚紳さんが一平じいちゃんの葬儀の日まで姿を見せないことによりますます塞ぎ込みます。
しかし葬儀の当日、魚紳さんがヘリコプターで冬の凍った田んぼに降り立ち葬儀に間に合うと三平は堰を切ったよう魚紳さんの胸で泣きじゃくりました。
それまで魚紳さんに連絡を取れなかった事には訳があり、かつて三平が出場した「全国ヘラブナ釣り大会」に隣の釣り座で釣っていた「高山安蔵」選手に会いに行っていたからだという事でした。
この「高山安蔵」という名は三平の隣家に住む三平の父親の幼馴染みの名であり、高山選手の額にサケマス船の事故の際に負ったと思われる傷があった事からこの高山選手が三平の父親だと確信したという事でした。
高山選手も三平には不思議な感情を抱いており、徐々に記憶が戻っている事を魚紳さんに明かします。
世界を釣り歩く事で失われた記憶のピースを埋め、三平に会えるまで、魚紳さんはかつて三平との釣り勝負の際に知り合った愛子ねえちゃんと結婚して父親が戻るまで三平の面倒を見る事を打ち明けます。
これにより心配は無くなったかのように思えましたが、三平には別の心配がありました。
一平じいちゃんが生前懸念していた「釣り場の減少」「魚の減少」についてです。
釣りブームに乗じて釣り師が増えたのは喜ばしいが、マナーの悪さなどにより魚が減少、希少種の乱獲問題などにより絶滅の危機に瀕する魚種もあり、「なんとかできないか?」と考えた三平は釣りを通じて知り合った世界各国の仲間に声をかけ、国会議事堂までの行進を行ないます。
日本を始め世界各国の釣り師が現状を訴えながら釣竿を掲げ行進します。
彼らの願いは1つ、「もっと釣りがしたい!」
釣りキチ(キチガイの略、気が触れるほど釣りが好きな人の意)の想いを全て込めてくれた結末でした。
漫画「釣りキチ三平」はこのような結末を迎えました。
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釣りキチ三平
最終回の感想・考察
釣り好きの自分としてはどんな場面も楽しく読ませてもらったのですが、社会問題などにも作中で触れており、考えさせられる場面もありました。
その中でも印象に残っている巻があります。
49巻?だったかな、三平と同年代の少年が犬を連れて釣りに来ていました。
犬は時折吠えており、それを疎ましく思う釣り人もいたのですが、実はその少年は目が見えず、犬は自分の目の代わりに魚の「アタリ」を知らせてくれるパートナーだったのです。
釣り勝負を通じ少年と仲良くなった三平は少年と釣りに興じるようになりますが、その事で飼い犬(ハチ)は少年から徐々に遠ざけられてしまいます。
ある日三平と釣りに出かけた少年がルアー を水の中に引っ掛けてしまいます。
ハチは主人の役に立とうと水中に飛び込みルアー を外そうとしますが、釣り座を荒らされる事に腹を立てた少年は強引に仕掛けを引っ張り、外れたルアー が鉢の目を直撃、悲しい結末となってしまいます。
健常者による、障がいをもった方への過度の干渉について、時には人以外の周りを傷つける事もあるという事を子供心に感じさせてくれた話でした。
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※上記は2020年10月時点の情報です