漫画「花の慶次 -雲のかなたに-」の結末｜最終回ネタバレと感想・考察

上杉家を助ける為、徳川家康に会いに行き、和平の使者として現れた慶次は、白装束に成り小太刀で頭を丸め家康に上杉の行末を願い嘆願した処、上杉の助命は叶いました。

家康より上杉家は会津百二十万石から米沢三十万石に減封されてしまいましたが、慶次は上杉家の資金繰りが厳しいのを解ったいたので、上杉家からは身を引き京に戻ります。

京に戻った慶次は、傾奇者としての行動は、取らずにのらりくらりと暮らしていましたが、慶次の武勇伝を聞きつけた名のある大名達からの仕官の誘いを受けていましたが、捨丸とかに断らせていました。

それから、しばらくたった後、上杉家の直江兼続が馬に乗り静かに慶次の前に現れます。
大雨の中、外で二人はジッと見つめ合います。

しばらくして兼続は『殿とわしは十五日に米沢に発つ、来てくれるんだろうね、頼むよ。』『今の上杉には二千石しか用意できない』『殿がお待ちになっておられる』と慶次に伝え、兼続はそっと慶次の屋敷から去ります。

慶次は、兼続が来るのを待ち続けて微笑みながら『雪の中に、骨を埋めることとなるか‥‥‥‥』と言い利沙の方に顔を向けます。

そして、利沙は慶次の心を理解します。
その後日に前田慶次は、最後の傾奇者収めとして四条河原にて千両箱を担ぎ小判を空高く掘り投げます。

その下では、唄へ踊れやどんちゃん騒ぎをして楽しんでいます。

それから慶次達は、米沢に向かいその後かぶく事無く利沙と共に生涯を米沢に捧げます。