漫画「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」の結末｜最終回ネタバレと感想・考察

それぞれ10名の特殊な能力をもった忍術決戦が行われた末、甲賀卍谷棟梁甲賀弦之介、伊賀鍔隠れ棟梁朧の愛し合う二人が残りました。

激しい決戦の中で甲賀弦之介は意識がない中で捕らえられていましたが、伊賀棟梁朧はとどめをさす道具を持っておらず、見届け人の服部半蔵の元で刀を預かり、自身の後見人のお福に決戦の場とされた河原にいくこととなります。

お福が意識のない弦之介を無理やり立たせ、始まった最終決戦で、朧は刀を自分の胸に刺し倒れました。

その時、意識を取り戻した弦之介は、その有様を把握します。

お福は自分の子供が負けたことになった場をなかったことにさせる為、弦之介を殺す名を出しましたが、弦之介の忍法で返り討ちとなりました。

弦之介は、この戦いの決戦者を刻まれた名前の残された二人の名前を消し、この戦いに勝利したのは伊賀の朧と書き、朧を抱きかかえたまま、川の中で自決したのです。