漫画「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」の結末｜最終回ネタバレと感想・考察

飛王が最後の力で残した呪いによって、対価を支払わなければ元の次元に戻れなくなった小狼と四月一日は、それぞれが望む未来の為に対価を選びます。

二人は、崩れ、消えゆく次元から、それぞれの帰るべき場所へ別れていきました。

気がつくとそこは玖楼国の遺跡地下の水場で、さくらから、もう一人のさくらも消えてしまったと聞かされます。

消えた小狼とさくらが残した最後の羽が、小狼とさくらそれぞれの中に戻り、二人は眠りに落ち、長かった旅に一応の終結が訪れるのでした。

いつもの日常を取り戻した玖楼国。

さくらは小狼を連れて、思い出の場所を訪れます。

そこで小狼は、自分が支払った対価が、旅をしつづけることであり、また旅立たなければならないことを話します。

そして、さくらと小狼はやっと、お互いに気持ちを伝え合うことができたのでした。

小狼、ファイ、黒鋼、モコナの新たな旅立ちの日、さくらたちは再会を信じて見送ります。

次元に消えゆく中、さくらと小狼はお互いの真名を教え合います。

ツバサ、という同じ名前だった事に驚く二人。

微笑みを交わし消えた小狼を想い、さくらは旅の無事を祈るのでした。