漫画「頭文字D」の結末｜最終回ネタバレと感想・考察

神奈川エリアの最終戦ダウンヒルにて、拓海とシンジのバトルは熾烈になっていました。

テール・トゥー・ノーズで下って来る２台でしたが、カーブで拓海の車は不安定になった一瞬、シンジにインから抜かれてしまいました。

追いかける拓海ですが、「ギリギリの競り合いの中で、１万回転を超えて更にひっぱる事でアドバンテージを活かせるシーンがくる。それを見つけておいてくれ」との言葉がよぎります。

しかしそうするとエンジンに大きな負担をかける事になってしまいます。

追う立場となった拓海はブラインド走行で集中力をアップさせ食らいつきます。

せまい行動のカーブで２台が並び激しくデッドヒートしながら走行していきます。

そしてそのポイントでシンジを抜いた直後、自分のヘッドライトを消していたことに気づいた拓海はライトのスイッチを入れました。

その時、まさかのエンジンブローを起こしタイヤがロック、それに巻き込まれシンジもスピンしてしまいました。

ゴールでまっていた人々は、やってくる車のテールランプを見て唖然とします。

ドッグファイトに慣れていた拓海の方が上手で、素早く反応し先にゴールするのでした。

と同時にプロジェクトＤの完全優勝でもありました。

プロジェクトＤは解散となり、啓介と藤原にはプロチームからのオファーも来ていました。

涼介は、これからもこの峠から世界に羽ばたくドライバーを育てていきたい、と香織のお墓に誓うのでした。