実写映画【約ネバ】ネタバレ〈注意〉&感想|エマの最後のセリフは○○

こんにちは!!

12月19日公開の【約束のネバーランド】を初日に見てきました。

キャラ設定の年齢が11歳→15歳に引き上げられていて、その点は気になりましたが漫画とアニメ両方見ているので実写映画も「面白いかな?」と気になり見ることにしました。

ヤクネバと言えば「ママにバレるんじゃないか…」というハラハラ感が堪りません!!

そんなハラハラ感が実写映画ではどうだったのか見た『感想』とエマの最後のセリフは何と言ったのか『予想』をしていきたいと思います。

 

約ネバあらすじ&ネタバレ

話の展開は原作通り

最初のシーンは主人公エマ達が住むグレイスフィールドの朝の日常から。

血は繋がっていないけど、兄弟同然の仲間たちと育ててくれるママとの何気ない会話、食卓に並べられたたくさんの朝食と笑い声で幸せいっぱいに始まります。

 

コニーの死

6歳のコニーの里親が決まりみんなとお別れの挨拶をしたところで状況は一変します。

コニーの宝物、リトルバーニー(ウサギのぬいぐるみ)がテーブルに置き去りに・・

それを見つけたエマとノーマンが、ママの門には近づいてはいけないという言い付けを破り、リトルバーニーを持って門へと向かいました。

そこで、エマとノーマンはコニーの死んでいる姿を発見します。

思わずリトルバーニーを落としてしまい、鬼に異変を感じさせます。

二人はサッと荷台の下に隠れ、その隙間から見たものは・・鬼と話している最愛のママでした。

そう!鬼とママはグルだったのです。

 

脱走計画を開始

その会話の中で『食用児』『フルスコア3人の出荷』という言葉を耳にします。

エマとノーマンは自分たちは食用児で、殺されるために育てられている現実を知りました。

『自分たちは死にたくない、生きたい、ここ(グレイズフィールド)を出よう(脱走)』という展開になり、ママにバレないように脱走計画を開始します。

約ネバ感想&ネタバレ

エマ達が住む宿舎、広大な庭、森の中とグレイスフィールドの世界観が原作のそのままでした。

朝日が庭を照り付けてキラキラと希望に満ち溢れているところと『食用児』という現実とのギャップがよかったです。

原作との違い

1.映画という2時間の枠の中で脱走まで描くには、原作の要所要所が端折られるのは仕方がないことですが、ドンとギルタがママの秘密の部屋(幹部への連絡室)に潜入するシーンは、ママに見つかるかもというハラハラ感がマックスだったので楽しみにしていたのですがここのシーンはありませんでした。

 

2.あとは、発信機が耳にあるということもノーマンがすでに気づいていました。原作ならば、エマが一番下の妹(赤ちゃん)の体中を探し見つけるという展開でした。

 

3.ママとの内通者を探すときにノーマンがドンとギルタ、レイに罠を仕掛けるところも「誰が内通者なんだろう」と考える暇なくレイということに気づきました。

 

4.それから、ノーマンが出荷されるシーンで原作では門の扉を開いて「え?」と驚いてシーンが変わるところが、映画ではミネルヴァさんの弟とグランマがいました。

ミネルヴァさんの弟は、ノーマンに「ミネルヴァは死んだよ」と告げます。

このシーンがあるということは、視聴者に『外に支援者はいない、助けてくれる人はいるのだろうか』という不安を感じさせるためかなと思いました。

気になった出演者

エマ

エマ役の浜辺美波さん、天真爛漫で優しくて強いエマを演じきっていました。

兄弟たちの前では常に優しい笑顔、ノーマンが出荷されるときの取り乱しようが印象に残っています。

ノーマン

ノーマン役の板垣李光人さんはノーマンそのものでした!!

見た目はもちろん、落ち着いた話し方で冷静で頭が良くて、エマを大事に思っている感が凄く伝わりました。

ノーマンから「大丈夫、作戦は上手くいくよ」と言われたら心から安心出来そうです。

レイ

レイ役の城桧吏さんは、演技が正直いまいち・・でした(笑)

一生懸命さは伝わるのですが、他の主演者が演技が上手いので浮いてしまっています。

そして、城さんが13歳、浜辺さんが19歳、板垣さんが18歳と二人と年齢差があるため一人だけ子どもっぽいです。

13歳なので原作に一番近い年齢なのですが。

まだ俳優としての経験が浅いので仕方がないですね。今後の活躍ぶりを期待しましょう!

 

イザベラ

イザベラ役の北川景子さんはイザベラそのものでした!あの表情が読めないイザベラを見事に演じていました。

門に行ったエマに向かって「昨日門に行かなかった?」と詰め寄るシーンは怖かったです。

エマ達が外の世界に行く寸前でイザベラが「行かないで」と言ったのは、飼育官としてだけでなく素の感じが(子ども達と別れたくない)表れていて良かったです。

 

シスター・クローネ

シスター・クローネ役の渡辺直美さん、シスター・クローネを演じられるのは彼女だけでは?という感じで彼女が出ていたところだけミュージカル風でした(笑)

あの表情・感情豊かな演技に思わず笑ってしまいました。

 

エマの最後のセリフ

見事脱走が成功し、エマが丘に立ったところで「何を見ているの?」と聞かれ、そのときにエマは口パクで何かを言っています。

何と言ったのだろうと考えたときにエマは「ノーマン、出れたよ」と言ったのではないかと予想しています。

何故ならこの脱走はノーマンなしでは、有り得なかったから。

だから「ノーマンのおかげでグレイスフィールドを出て、外の世界に来れたよ」という意味で「ノーマン、出れたよ」と言ったのではないでしょうか。

ノーマンがあらかじめ下見して、これならみんなで脱走できる計画を一晩で立て、レイの行動を予測しています。

 

しかも自分が出荷される日にですよ!!私なら死ぬのが怖くて怖くてそれどころではありません。

ノーマンは自分が死んでも大切な仲間たちはどうしても助けたい、生きてほしいと願っての行動ですね。

ノーマンは賢いし、優しいし、カッコいいし、何というか本当に出来た子どもです。

ツイッターで検索したら、最後のセリフに「ノーマン」では?と出てきました。

自分と同じ意見で嬉しいです。

 

 

まとめ

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

アニメは12話のところを映画では2時間に収められているので原作との違いは多少ありますが、原作ファンも認める仕上がりだと思います。

エマの最後のセリフは、色々な意見があると思いますので、違う視点から考えるのも面白いですね。

続編がありそうな終わり方だったので、今後どのシーンが映画になるのか想像を膨らませています。

第2章があることを期待しましょう!!

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