漫画「SKET DANCE」の結末｜最終回ネタバレと感想・考察

卒業式の答辞を読むシーンから始まります。
本来であれば藤崎佑助ことボッスンが読む予定でしたが、名前を呼ばれ登壇し、マイクの前でカタカタとパソコンに何かを打ち込み出したのは、笛吹和義ことスイッチだったのです。

一度パソコンを閉じ、改めて話し始めます。
「勇気を出して助けを求めろ」彼は過去のとある出来事が原因で、引きこもりの生活を送っていました。

喋ることをやめてパソコンを使いコミュニケーションをとっていました。
そんな彼を救ってくれたのは、ボッスンだったのです。

「1人でどうにもできない悩みを抱えてしまったら、助けを求めればいい。」在校生に向けて、彼なりの答辞を送りました。

数日が経ち、いよいよボッスンが海外へ飛び立つ日です。

空港には、スケット団の仲間、クラスメイト、先生方、今までお世話になった人たちが総出で見送りに来てくれている…と思いきや、いたのは鬼塚一愛ことヒメコ、ただ1人。実はヒメコはボッスンに想いを寄せていて、そのことを知っていたスイッチがみんなに声をかけ、2人きりの状況を作ったのです。

「好きや。早よ帰ってきて…」と感極まって想いを伝えるヒメコ。
しかしボッスンは鈍感です。
「俺も好きだ。スイッチも好きだし、みんなのことが好きだ」呆れたヒメコはいつものようにボッスンをぞんざいに扱います。

ボッスンが旅立ち、しばらく経ったあと、道端で泣いているこどもを見つけました。

気になったボッスンはこどもたちに駆け寄ります。海外でも変わらず、スケット団の活動をし続けるのです。