漫画「四月は君の嘘」の結末｜最終回ネタバレと感想・考察

最終回では、タイトルにもありながらずっと明かされなかった「嘘」がどういう嘘だったのかが明かされます。

第一話で出てきた「かをりが渡を好き」というのが、実は「かをりが公生と仲良くなりたいがためについた嘘」でした。

ストーリーが進む中で、その「嘘」に気づかされるようなシーンもありましたが、第一話で出てきた情報が嘘だったということが最終回まで明らかにされないことで、より印象に残るような効果があったような気がします。

最終回では「かをり」の病死という悲しい結末がまっていますが、その悲しみの中でも、その「嘘」が明らかになることで、悲しみの中にも少し幸せな気分にさせてくれるような最終回だと思いましたし、とても印象に残りました。