漫画「さよなら絶望先生」の結末｜最終回ネタバレと感想・考察

高校の卒業式です、と言って最後の出席を取り始めた絶望先生の前に広がる光景は、机の上に置かれた遺品で、絶望先生も亡くなった時につけられる名前(戒名)を読み上げます。

実は、これまでにクラスで接してきた女生徒たちは、世の中に未練を残して亡くなった死人たちで、それを成仏させるために女生徒を演じていた霊媒師？女子高生と事実を知ったうえで協力していた男子生徒だったのです。

仕事を終えて、次の仕事に向かう霊媒師であった絶望先生。

しかし、次の赴任地の島にいってみると、これまでの先生との触れ合いから先生を好きになった女生徒を演じていた女子高生たちが待っていました。

実はこの女子高生たちは一度自殺したことがあり、その時にある女性の臓器移植を受けていました。

その女性は生徒の一人だった風浦可符香(ペンネーム)。

生前にポジティブだった彼女は、亡くなる事故の直前に絶望先生とすれ違っており、絶望先生は助けられなかったことを悔やんでいたのです。

また、風浦可符香も先生に恋心を抱いており、自分の臓器が移植されている女子生徒たちを媒体に時々意識が蘇って交流をしていました。

意識が蘇っている間だけ、先生の目にはその女子生徒は風浦可符香として認識されます。

先生に恋心を抱いた風浦可符香の臓器を移植されている女子高生全員と先生は結婚し、時々現れる風浦可符香を妻として生活していくのです。