漫画「レベルE」の結末｜最終回ネタバレと感想・考察

歳月は、流れ、バカ王子と雪隆が出会って10年近くが経過しています。

王子は、許婚のルナと結婚し新王に即位しています。娘のカナも7歳になります。

ドグラ星の新王朝がようやく軌道に乗ってきた為、バカ王とルナ王妃は遅めの新婚旅行に出かけます。

しかし運悪く革命商社クイーンツという武装テロ組織の一味に誘拐されてしまいます。

身代金は40兆円、制限時間は、3時間です。

バカ王は金の電話をするふりをして雪隆に電話をして日本語で適当な世間話をします。

身代金を渡すつもりは、なかったのです。

バカ王は、この場所に来る前、気になる看板を見つけています。

ここは、サドゾマ虫の住処だったのです。

それを利用することにしたのです。

外には大量の虫がいます。

バカ王は、ルナに「何があっても、にこにこ笑っていて」と言います。

外に大量の虫が、います。

それに気が付き一人がその虫を潰します。

すると虫が小屋の中に大量に入ってきます。

足に体に腕に虫が彼らの体を這い上がります。

「このままだと虫の食料になってしまう」彼らは気が触れたように仲間同士で殺し合います。

その隙に2人は逃げ出したのです。

車で現場を離れ、ルナは「サドゾマ虫」の看板を見ます。

そこには「有害な虫ではなく、潰したりすると喜んで寄ってくる。優しく微笑むと近寄ってきません」と書いてあります。

バカ王から「何があっても、にこにこ笑っていて」と言ったのは、そうしていれば虫が寄ってこないからだったのです。

その虫は昔、王子が作ろうとしていた人口生命体にそっくりだったのです。

そして2人は長い寄り道を済ませ、ハネムーンを再開させます。

バカ王は、娘の事が気になり家に連絡して娘はいるか？と尋ねていないことが判明します。

娘は、地球に遊びに来ていて雪隆と、そして雪隆と同い年の女性、美歩に会っていたのです。